ubuntuの最新版8.04を仮想ソフト「Virtualbox」を利用してWindows上で使ってみていますが、ネットでubuntuのデスクトップをMac OS X 風にしてしまうというのが話題になっていたので、挑戦してみました。ウィンドウを閉じたり、最小化したりするためのボタンがMac OS X 風の丸いものに変わるだけでなく、壁紙もMac OS X 風が用意されています。
必要なファイルは、たくさんのソフト開発プロジェクトが活動しているサイト「SorceForge」にある2つのファイルを入手します。
ファイル名は
Mac4Lin_Part1_v0.4.tar.gz
Mac4Lin_Wallpapers_Part3_v0.4.tar.gz
です。
SorceForgeのページは下記です。
・SorceForge:Mac4Lin
http://sourceforge.net/project/platformdownload.php?group_id=204373
Mac4Lin_Part1_v0.4.tar.gzにテーマが収録されています。
Mac4Lin_Wallpapers_Part3_v0.4.tar.gzに壁紙が収録されています。
ダウンロードが終わったら、この2つのファイルを展開するディレクトリーをホームディレクトリーの直下につくります。ディレクトリー名は任意です。
まずMac4Lin_Part1_v0.4.tar.gzを展開します。ディレクトリーが複数できあがりますが、その中のディレクトリー
GTK Metacity Theme
にあるデータを利用します。
続いて、Mac4Lin_Wallpapers_Part3_v0.4.tar.gzも展開します。展開されたディレクトリーにあるファイルが壁紙用の画像ファイルです。
次に、ubuntuのツールバーで、システム -> 設定 -> 外観の設定 と進み、「テーマ」タブを選択します。
数種類のテーマが表示されている部分に、先ほどの「GTK Metacity Theme」にあるファイルを1つずつ、ドラッグ&ドロップします。それぞれ「インストールしました」とのメッセージが表示されます。
内容を変更してしまっていいと思うテーマを選択し、「カスタマイズ」ボタンをクリックします。開いたウィンドウで、「コントロール」タブを選択し、マック風の表示がありますので、選択して「閉じる」ボタンを押します。「ウィンドウの境界」タブでも同じように、マック風のものを選択します。
今度は、「外観の設定」の「背景」タブを選択し、先ほど展開した壁紙用画像ファイルを1つずつドラッグ&ドロップします。表示されている背景の中から、好みのものを選択してください。
初期設定のまま使うのもいいですが、Mac風もなかなかです。