XAMPPは、手軽に、かつ簡単に「Apache」「PHP」「MySql」の環境を構築するソフトで、このソフトに用意されている仕組みを利用してPHPのバージョンを切り替えて使う方法をご紹介しましたが、今回は、PHPの設定ファイルについてです。XAMPPのフォルダーを探っていくと、phpの設定ファイル「php.ini」は、PHPのフォルダーとPHP4のフォルダーだけでなく、もう1つの別フォルダーにもあり、どの設定ファイルが有効なのかが分かりにくくなっています。
このブログではXAMPPやXAMPP Liteについて、これまでに下記のエントリーをしています。
・シス卿の流儀:XAMPP、PHPのバージョンを切り替える方法
http://darthwarumono.blogspot.com/2008/05/xamppphp.html
・シス卿の流儀:ApacheとPHP、MySqlの環境をUSBメモリーに構築
http://darthwarumono.blogspot.com/2008/05/apachephpmysql.html
・シス卿の流儀:XAMPP、外部からのアクセス制限を設定
http://darthwarumono.blogspot.com/2008/05/xampp.html
・シス卿の流儀:XAMPP、Mysqlのルートユーザーのパスワードを設定
http://darthwarumono.blogspot.com/2008/05/xamppmysql.html
XAMPPでのPHPの設定ファイル「php.ini」は、XAMPPにPHPのバージョンを切り替えることができる仕組みがあるため、初心者には分かりにくくなっています。実際にかなり迷って、Googleで検索したり、書籍を見たりと、調べました。
Cドライブ直下にXAMPPをインストールした場合を例にすると、
C:¥xampp¥apache¥bin
フォルダーにあるphp.iniの内容を変更し、Apacheを再起動すると、設定が変わります。
PHPのバージョンを切り替える機能のため、このC:¥xampp¥apache¥bin\php.iniの内容は下記のファイルにも反映されます。
C:¥xampp¥php¥php.ini
C:¥xampp¥php¥php4¥php.ini
この2つのうち、どちらか片方のphp.iniの内容を変更しても設定は変わりません。C:¥xampp¥apache¥bin\php.iniの内容を変更してください。